診療内容
Inaba Dentalの紹介では治療の一部を紹介しましたが、その他の治療内容について質問や情報を希望される場合は、歯科医が診断しご相談をお受け致します。お電話でご予約下さい。
歯科予防処置
歯科検診
人には様々な食生活や健康状態、ライフスタイルがあり。同じ歯科治療が必要な人はいません。稲葉歯科医院では患者の皆さまにあった治療が必要であることを理解しています。定期的な歯科検診とクリーニングは、歯とそれを支える歯茎と骨の状態の変化を観察するために必要な診察です。その検診とクリーニングは、当院の歯科医師が最新のテクニックと器材で行います。最終目標は患者の皆さまが、口腔内への理解を深め、ご自身で健康を守っていけるようにすることです。
歯科検診で何をしますか?
当院の歯科検診は、総合的な検査を行い、患者の皆さまの現在の基本的な口腔状況の情報を収集します。歯に潜む小さな虫歯、歯周炎などの危険信号もチェックします。歯科検診と同時に、異常な組織、しこり、変色などの口腔内の癌の検査もします。
初診で来院された場合、デジタルのレントゲンを始め、口腔内の状況を調べるために様々な装置も利用し、見えている組織の下に隠れた虫歯、歯周疾患、顎関節症、腫瘍、口腔がんなどの疾患も検査します。レントゲンは必要に応じて追加して撮影します。
定期的に歯科検診を行えば、歯科医師が虫歯や疾患の初期段階を発見し、症状が悪化する前、早めに治療が行えます。歯科検診の日には同時に歯のクリーニングを行い、バクテリアやプラーク(歯垢)と歯石や色素沈着などを除去されるのもお勧めします。
歯科クリーニング
歯と歯茎の下に蓄積した汚れを清掃するために超音波で振動するスケーラーを利用します。超音波スケーラーは水と空気と振動で、歯の周囲のバクテリアを減らし、色素沈着、プラーク、歯石と食物残渣を清掃します。歯科検診は6ヶ月ごとに来院されることをお勧めしますが、問題がある場合や口腔内が気になる方は3-4ヶ月ごとの来院がよいでしょう。
歯肉炎とは何ですか?
歯肉炎は歯茎の病気の最初の段階で、歯茎の赤さ、腫れと軽い出血がそのサインです。放置しておくと歯肉炎が悪化し、歯周病と呼ばれる悪化した状態に進行します。歯周炎は歯茎と歯槽骨に生涯に渡る大きなダメージを与えます。
歯周病
歯周病は、歯と歯茎、歯槽骨の炎症です。歯の根は健康な歯槽骨と歯茎で支えられていますが、食べ物とプラークが歯と歯茎に溜まり、それが歯石になると炎症の原因になります。歯周病が進行すると、歯を支える歯槽骨が破壊され、歯が動揺します、もしそのまま放置するとその歯は保存できなくなり、抜歯になります。

歯周病の治療方法
歯周病はDeep Cleaning、スケーリングとルートプレーニングと呼ばれる清掃方法で治療します。Deep Cleaningは定期的な歯科清掃方法とは異なり、歯茎の下までクリーニングをするので麻酔を使って行います。歯茎の下にまで沈着した歯石を取り除き、歯の表面を滑らかにし、食べ物やバクテリアが付きにくくなるよう滑沢にします。
歯周病を予防するには?
歯周病を予防するには初期の診断と定期的なメインテナンスが必要です。歯科の定期的クリーニングはプラークや歯石やバクテリアなど歯周病の原因になるものを除去します。また、家庭での口腔清掃、歯磨き、フロスは歯周病を予防する上でとても重要です。歯科医師による定期健診で、歯周病の初期診断と初期治療によって、悪化する前に治療を始め、歯を抜歯から救う可能性も大きくなります。
ナイトガード(歯ぎしり用咬合床)
ナイトガードは睡眠中に歯と顎の関節へのダメージを守るために装着します。眠っている間に歯を噛みしめたり、食いしばったりすると、顎の痛みや頭痛の原因にもなります。その歯ぎしりに対応せずに放置すると、歯が割れたり、欠けたり、歯がすり減ったり、詰め物や被せ物が外れたり、顎関節症で顎に痛みが出たりします。また、奥歯の噛む面が平面になってしまっている方には特にお勧めします。
ナイトガードで歯ぎしりや食いしばりの問題を無くすことはできません。しかし上下の歯の間にナイトガードを置けばクッションとなって、歯ぎしり由来の顎関節症を防ぎ、健康な歯と、治療したクラウンや詰め物を保護して、それらを健康で長持ちさせる効果があります。

小児歯科
子どもが小さい頃から歯科定期健診を行うことは、強く健康な歯を一生保つための第一歩です。当院ではお子様が楽しく安心して来院し「また六ヶ月後も行くよ」と言ってもらえるように努力しています。
幼少期の頃から歯科医に通院して、歯の発達の健診とクリーニングやフッ素塗布を行い、お子様の歯の状況を知っておくことはとても大切です。最初の歯科検診は1歳か、最初の歯が生えてから6ヶ月以内に行い、哺乳瓶や歯の清掃の仕方、歯の萌出、ゆびしゃぶりやおしゃぶりの癖について相談することをお勧めします。
小児歯科は早めの診断が将来の歯科での問題を予防します。
稲葉歯科では、シーラント、フッ素塗布、詰め物、小児歯科矯正, クラウン、乳歯の神経治療、フッ化ジアンミン銀、小児保隙装置、初期歯科矯正などの小児歯科も行います。
小児歯科矯正
シーラント
シーラントは歯ブラシが届かない、歯の噛む面にある深い溝に薄く塗ってカバーをするレジンです。一度歯に塗布すると、深い溝の中でバクテリアが繁殖し、プラークになるのを防ぎます。シーラントで保護をしていないと、汚れが溜まりやすくなり虫歯になる確率が高くなります。

フッ化ジアンミン銀(SDF)
SDFは子供の酷い虫歯を治療せず、そのまま保存するための素晴らしい方法です。歯を削ることなく大きな虫歯の進行を抑制できます。歯科麻酔や治療に協力できない子供への代理の治療方法です。ただし、SDFで保護された虫歯は、子供が成長して治療可能になった時に、麻酔をして削り詰め物をする必要があります。
補綴(ほてつ)歯科
直接的充填
虫歯は、歯の外側にあるエナメル質と象牙質が酸によって溶け、弱く柔らかくなり、穴が開く状態のことを言います。初期であれば虫歯になったエナメル質と象牙質を除去し、コンポジットレジンと呼ばれる、歯と同じ色の詰め物でその部分を充填するだけで終了します。
詰め物やクラウンの治療は、話をしたり食事をしたりする上で、患者さんがまず最初に問題に気が付く場所です。詰め物や被せ物で口腔内の問題を修正し、審美的で健康な元の状態に戻します。当院では詰め物、クラウン、ブリッジ、インプラント、必要な場合は抜歯、そして歯科の根管神経治療などによって美しい笑顔で、問題なく食事ができるように全ての治療を当院で行います。

ICON(低粘度の光重合型レジン)
ICONは初期の虫歯や、歯の表面の白濁した部分にレジンをしみこませるものです。歯科矯正の後の歯の表面や歯磨き不足による歯の白濁など、脱灰したエナメル質に塗ります。ICONは麻酔や歯の切削は必要ではありません。
間接的充填
大きな虫歯は歯の強度を弱めます。直接的な充填で修復するには大きすぎる虫歯の場合は、歯の型を採って技工士に依頼して作ってもらう技工物、または CERECと呼ばれるCAD/CAM(Computer Assisted Design/ Computer Assisted Manufacture)のシステムにて3D写真を撮り、その日のうちにその場で製作します。約一時間ほどの行程です。
クラウンとブリッジ
クラウンとブリッジは歯のダメージが大きかったり、歯が欠損している場合には効果的です。クラウンとブリッジは残っている他の歯に合った色と形で自然に見えるよう製作し、噛んだり、食事をする機能を取り戻します。歯の状態にあった素材を使い、出来るだけ長持ちし、元の歯と同じレベルで機能するようにします。
当院では、主にセラミック素材でクラウンを製作します。セラミッククラウンは丈夫で自然な見た目だけではなく、CERECによって一回の来院で治療が完了します。この利点は仮の歯が必要なく、来院回数が減らせます。CERECはラミネートべニアと呼ばれる、歯の表面に接着する審美的クラウンも、インレーやオンレーなども製作できます。ただし、ブリッジは技工士に依頼しています。


抜歯
抜歯は、歯が大きく割れた、虫歯による大きなダメージがある、歯が歯茎や骨の中に埋まっている、歯科矯正に必用、外傷などの場合に行われます。もし必要な抜歯をせずに放置すると、感染して嚢胞、腫れ、痛み、炎症の拡大などの原因になり、周囲の歯にも感染が広がる可能性もあります。
抜歯の後の処置は、接している歯が移動し、噛み合わせに重大な支障をきたしたり、顎関節に問題を起こさないようインプラントやブリッジ、義歯などで補うことをお勧めします。
抜歯後の骨移植(人工骨補てん)も失った骨を補い、歯槽骨の形成を活発化させ、義歯やインプラント手術を成功させるためにお勧めします。
根管治療
歯の内面には、歯によって本数は違いますが、1~4本の細い管があり、その中には柔らかくとても繊細な歯髄(歯の神経)があり、通常は硬いエナメル質と、象牙質によって守られています。しかし、何かの原因で細菌が歯髄に到達すると、歯の神経は感染を起こします。それは主に虫歯や事故で起こります。根管治療は感染して悪化した歯髄から歯を救うために大切な治療です。根管治療では、感染した部分を取り除き、歯髄の代わりになる素材を充填します。多くの場合、根管治療の後はクラウンが必要になります。

インプラント
インプラントは人工の歯根の上に歯を作ったものです。インプラントは一本や数本分の歯でも製作できますし、入れ歯を支える歯として利用することもあります。インプラントを歯槽骨に埋めることで歯槽骨の高さを安定させ、骨の吸収を防いで義歯を長く使えるようにサポートしたり、歯の機能と審美も問題なく元の歯の状態になります。インプラントは失った歯を補うために、他の歯を削ったり調節したりせずに元の機能を取り戻す方法です。入れ歯を安定させるためにも素晴らしい方法として使用されています。

取り外しが出来る義歯
歯を失うと食べたり、話をしたり、審美的にも問題が出来ます。歯を失ったままにしておくと、隣接した歯が傾いたり、移動したり、開いたスペースに反対の歯が伸びてきたり。その状態は虫歯になりやすく、折れたり、他の問題の原因にもなります。
取り外しができる入れ歯(義歯)は笑顔と口腔内の機能を取り戻します。義歯は数本欠損した部分を補う(局部義歯)とすべての歯を補う(総義歯)があります。
ぴったり合った義歯を作るためには、様々な情報を集める必要があり、数回の来院が必要です。

審美歯科
生まれつきや、外傷によって、病気、など歯に問題があったとしても、その理由がなんであれ、皆様が望む笑顔になるために、当院では手助けできる方法を提供しています。歯と歯の間の隙間が気になっていたり、歯の色が変色していたり、歯を真っすぐに並べたいなども、まずは歯科受診が第一歩。個人に合った治療方法を提供できます。
ラミネートべニア
ラミネートべニアは、歯の表面を薄く処理し、薄いセラミックを貼り付けます。この審美歯科の治療方法は歯並びが悪いけれど矯正を望まない人、酷い着色、変形した歯などをカバーできます。

透明な歯科矯正
歯科矯正の目的は審美治療のみと言う、間違った認識が大きく広がっていますが、歯科矯正は真っすぐで美しい歯になることに加え、口腔内の健康を守るための重要な効果があります。
歯の噛み合わせが悪い、歯並びが悪いなどの問題は歯の健康に悪影響を与えます。それは食事の咀嚼を阻害し、歯が割れたり、欠けたり、歯が折れたりもします。そして発音にも影響します。
真っすぐに並んだ歯は、歯を清掃するのも手軽になり、虫歯や歯周病の可能性を最低限に減らします。歯科矯正は顎関節症で頭痛や首の痛み、耳の痛み、肩こりなどに悩む人の症状改善にも効果があります。
この透明な装置で歯並びを矯正する方法は、コンピューターで計画した透明なプラスチックの歯型(アライナー)によって、ミクロの動きで歯を希望の位置に動かしたり回転させて、望んだ位置や形へ2週間ごとにアライナーを交換して移動させます。期間は歯並びの状態によって異なりますが、約数ヶ月から数年かけて徐々にゆっくり動かします。

歯のホワイトニング
当院では真っ白な歯で輝く笑顔にするために、様々なホワイトニングの方法があります。型を採って個人に合ったトレーにて自宅で歯を漂白する方法と、来院していただき一時間ほどで歯を漂白する方法があります。

お問い合わせ
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914.723.3511 or 516.242.9344