Inaba Dental Office

睡眠時無呼吸症候群/Sleep Apnea

  1. どのような症状ですか?
  2. どのように診断するのですか?
  3. もし、睡眠時無呼吸症候群だと判断されたら治療は絶対必要ですか?
  4. 太った男性だけに起こる病気ではないのですか?
  5. 治療は何をするのですか?
  6. 歯医者さんではどんな治療をしますか?
  7. 保険は効きますか?

どのような症状ですか?

睡眠時に呼吸が数秒から10秒程度止まる状態ですので、ご本人は全く気が付かず一日中眠い、疲れが取れないなど不定な症状でしか現れません。

どのように診断するのですか?

ご家族にいびきをかいていた、歯軋りをしていたと言われたりする他人の意見。日中の眠気の度合い、朝目覚めたときに疲れがまだ取れていない、のどや気道の状態からの診断、 体重などチェックリストがありますので、そのリストを元に治療が必要か判断します。

もし、睡眠時無呼吸症候群だと判断されたら治療は絶対必要ですか?

睡眠時無呼吸症候群を放置しておくと、脳内酸素の欠乏などから糖尿病、高血圧、脳卒中、心臓病など重い病気を引き起こすことが報告されています。早めの治療が必要です。

太った男性だけに起こる病気ではないのですか?

睡眠時無呼吸症候群のイメージで、太った男性だけが発症すると思われがちです。もちろん喉に脂肪が付いている人の殆どにこの症状がありますが、顎の小さな女性、 顎の大きさと舌の大きさのバランスが悪い人、気道の狭い人、顎の下の骨の角度が浅い人など、条件が合えば誰にでも起こりうる病気です。

治療は何をするのですか?

喉の周囲の脂肪が原因であれば、体重を減量することで改善されますが、顎の大きさや喉の状態が問題であればマウスピースも効果的です。症状のひどい方は専門医の指導の元、 鼻や口への装置や呼吸補助機械を装着して睡眠します。

歯医者さんではどんな治療をしますか?

当院では歯科で出来る治療なのか、専門家の治療が必要なのか判断し、歯科で治療できると判断した場合、マウスピースを作ったり口腔内でできる治療を行います。

保険は効きますか?

この治療は特殊で、治療内容によって歯科保険と医療用保険を使い分けることになります。一人一人状況が異なりますので、保険請求は患者の方と相談しながら進めていきます。